アンカーの種類!鼻に弦が付かなくても大丈夫!?
アンカーリングは引手をアゴ骨に添わせる動作になりますが、その際に引手を固定させる場所をアンカーと言います。
アンカーは、弦が顔のどこを通るかでによって、センターアンカーとサイドアンカーの2種類に大きく分けることができます。
センターアンカーは、弦が顔の中央を通り、顎・唇・鼻の先端の3個所で固定されるアンカーです。
一方サイドアンカーは弦が顔の少し右側を通ります。センターアンカーについては、弦が顎・唇・鼻についているのが重要ですが、もうひとつは右手の人さし指のラインが頬骨に沿うような形で入るようにすることが大切です。
加えて親指が喉に触っていることも大事です。なので、まとめるとアゴ・唇・鼻が弦に触っていて、右手の人さし指のラインがアゴに触っている。
更に親指は喉の奥に触っているという、実際にはこの5点で合わせるという意識を持つことが重要になります。また、アンカーはどうしても上下に被ってきたりすることもあります。
このようになると右手の上下の位置が不安定になりますが、アンカーパットの付いたタブを使うと、右手の上下の位置が安定しやすくなりますので、試してみると良いです。
ただ、体の骨格などによっては鼻が弦につかない人や、右手の人さし指のラインがアゴにつかないという人もいます。
そのような人は仕方ないので、弦の唇が当たる個所等、他の個所を安定させることで、いかに毎回同じ位置にアンカーが付くかということを心がけてください。
なので、無理に鼻につける必要はありません。無理に鼻につけようとすると、顔の角度が変わってきたりと、射形にも無理が生じることもあるからです。
いずれにしても、センターアンカーは、サイドアンカーに比べて顔への設置個所を確認しやすいといえるので、アーチェリー初心者はまずセンターアンカーでフォームを固めるのが上達する近道といえると思います。
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