近射の練習で確認すべきこと
アーチェリーの練習に近射があります。
これは的がない2〜3mくらいのごく近い距離から射り、自分の射型を確認する為に行いますので、おおよそ狙いがついていれば十分です。
そして、距離を射る練習では、初心者はもちろんですが、上級者でさえついつい射型よりも的に意識が強く向いてしまいがちです。その為、正しいフォームで打つことを最優先に考えることが大切です。
それでなくても初心者は自分の射型が定まっていないので、すぐに距離練習を行ってしまうとフォームが崩れる原因になってしまいます。また、この時に確認しておきたいことは、押し手と引き手のバランスとリリースのタイミングを考えましょう。
したがって重要なのは、射形で重心が動かないいこと、頭の位置、押し手の肩の位置、引き手の引きつけなどです。それぞれの状態、動きを近射の段階で良くチェックしておきましょう。
何本射っていると雑になってきますが、射型を修正する為に行う練習ですので、一本一本丁寧に射ることが大事です。
更に、弓の状態も確認しておきましょう。これは弓を放った時の音でもある程度分かります。弓の音がいつもより響くようなら、どこか故障していたり、ネジなどが緩んでいる可能性もあります。
プランジャー、サイト、スタビライザーなどは緩みやすいので、変な大賀するようならこれらの部品に緩みがないかなど、チェックしてみましょう。なお、トップアーチャーにおいても、1時間くらい打ち続けるなど、近射はとても多く用いられる練習方法なので、必ず行うようにしていきましょう。
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