体の軸を真っすぐに保つてフォームを崩さない
アーチェリーの悪い癖に体の軸が真っすぐに保てず、上半身が後ろに反って弓を引いてしまっている人がいます。
特に、アーチェリー初心者がフィッテイングを間違っていると、背中が後ろに反ってしまっていることが多いです。
体の軸が乱れてしまうということは、背骨を動かして反動をつけないと弓が引けない状態になっていることが原因です。
つまり、筋力と弓の力のバランスが合っていないということ。自分の筋力以上の弓をフィッテイングさせている状態なので、ポンド調整して、弓を自分の筋力にマッチさせることが必要です。
そうしないと、弓を引く動作中に体の軸が真っすぐに保てず、フォームが崩れてしまうからです。中上級者なら、初心者とは逆に体の軸が前に傾くことがあります。
このようになるのは、押手に力が入りすぎてしまっているために起こります。その為、フルドロー時に引き手の意識を強めることで、体の軸を真っすぐに保った正しい状態で弓を引くことができます。
引き手と押し手の力加減の目安はとしては、6対4くらいにすると正しく弓を引くことができると思います。このような体の軸が乱れるという射癖は、その多くが筋力不足とフィッテイング(調整)の誤りによるものです。
左右の力および、体と道具のアンバランスの2つを合わせていくとが上達に繋っていきます。なお、多くのアーチャーは、スタンスの向きを意識はしていますが、「背中の面」と「胸の面」を的に対してどのように向けるかということはあまり意識がいっていません。
ストレート、オープン等のスタンスによって違うので、的中率を上げるには押さえておきたいとても重要なポイントです。
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