矢がぶれる

矢がぶれるということはありませんか?
アーチェリーで使うアルミ矢にしろカーボン矢にしろ、見た目には変化がなくても使用しているうちに徐々に状態が変化してくるものです。

 

矢がぶれる

 

その為、的中率をあげるためにも矢のコンディションを知ることが大切です。そこで矢の状態を簡単に確認できる方法を紹介しますね。

 

 

まず1本の矢の上で、もう一本の矢を転がしてみて下さい。この時に矢の先端部分(ポイント)から手に伝わる振動が大きいようなら、矢の軸のズレが大きいということです。

 

 

また、一方の手のひらに矢の先端部分を置き、もう片方の手の人差し指と親指と中指の爪の上に置いて、羽に息を吹きかて回して、手のひらの矢の先端から伝わる振動から矢の軸のブレをチェツクする方法もあります。

 

 

手のひらに伝わる振動が大きいほど矢のブレは激しく、振動が小さいほど矢が真っ直ぐであると言えます。特に初心者の場合は、的から矢を外してしまうと矢がかなりのダメージを受けるのでこまめに矢の状態を点検しましょう。

 

 

ただ、初心者の方で矢の状態は良いのに、真っ直ぐに的に刺さらないと疑問に思っている方もいるかと思います。これは道具の関係で、矢はある程度は蛇行して出ていきます。

 

 

結果的に、矢はある程度飛ぶと、羽の修正力で蛇行しているのが徐々に真っ直ぐに飛ぶようになってきます。ですが、近い距離からの場合は、蛇行の状態が直らないまま的に届いてしまいますので、矢が斜めに刺さっていたりすることもあります。

 

 

これは当然のことなので、別に打ち方や矢の状態が悪いというわけではありません。上級者になればなるほど、蛇行の幅が狭くなりますので真っ直ぐに的に刺さる可能性が高くなりますが、基本的には近い距離から打てば、矢はある程度蛇行して刺さるということは知っておいてくださいね。

 

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